専門家向けセミナー

運動系の評価と治療 ‐ 腰椎と股関節 
リハビリテーションとパフォーマンスの解決策 大阪会場

セミナー番号
9137
日時

2012年12月8~9日(土日)

会場

大阪電気通信大学 四条畷キャンパス
http://www.osakac.ac.jp/institution/nawate.html

※公共交通機関でご来場ください

主催

フィジオセンター・大阪電気通信大学医療福祉工学部理学療法学科共催

講師名

《講師:Robbie Ohashi,PT, DPT, OCS, ATC, CSCS》

Robbie Ohashi は臨床家、教育者、著者であり、そしてイリノイ州シカゴにあるPerformance in Motion の創立者である.彼はカリフォルニア州トーランスに生まれ、理学療法士として8年、アスレチックトレーナーとして9年の経験を持つ.アメリカ理学療法士協会(APTA)公認の整形臨床スペシャリストであり、全国ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)公認ストレングス&コンディショニングスペシャリストでもある.彼はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から生理学科の理学士号を取得、優秀な成績で卒業した.またここで学生アスレチックトレーナーの研修プログラムに参加し、アメリカンフットボール、女子体操、および野球のチームを受け持った.

Japan Exchange and Teaching プログラム(語学指導などを行う外国青年招致事業)を通して千葉県で2年間の語学指導のアシスタントとして活動の後、ミズーリ州セントルイスのワシントン大学大学院へ入学.そこで、Shirley Sahrmann, PT, PhD, FAPTA に指導されながら、2004年にDoctor of Physical Therapy 学士号を習得する.卒業時、ミズーリ州最優秀理学療法生徒として承認もされた.2005年には Michael Miller, PT, OCS, FAAOOMPT のもとで1年間の整形徒手療法の研修に参加した.

さらにカリフォルニア州ハンティントン・ビーチにある California Rehabilitation and Sport Therapy で5年間勤務し、アリゾナ州フェニックスの Athletes’ Performance でPerformance 理学療法士として、イリノイ州シカゴの Performance 理学療法マネージャーとしてもそれぞれ2年間活躍した.彼はこの期間中、NBA, NHL, MLB, NFL, MLS, ATP, PGA その他世界的に活躍するスポーツ選手(フィギュアスケート、卓球、陸上)の治療を成功させてきた.

2012年5月、Performance in Motion を創立した.エリートレベルからレクリエーションレベルまで幅広いアスリートたちをサポートする臨床家であり、アメリカと日本両国でのリハビリテーションとパフォーマンス専門家の臨床インストラクターと教育者でもある.更にこの年から、 APTA 整形部門の Specialist Academy of Content Experts (整形臨床スペシャリストの試験を作成する委員会)の質問執筆者として2年間の任期をつとめている。

ロビーは Dr. Yun-Tao Ma によって創立された American Dry Needling Institute の取締役理事会の一員であり、Gray Cook によって発展した Selective Functional Movement Assessment の公認専門家(レベル2)でもある.その他、チェコ共和国 Prague School of Rehabilitation の Pavel Kolar 公認の Level B Dynamic Neuromuscular Stimulation専門家、ASTYM公認の専門家、Titlelist Performance Institute 公認のLevel 1 Golf Fitness インストラクター、および APTA, NATA, NSCA の会員でもある.ロビーは sportsrehabexpert.com で特集として取り上げられ、数々の解説に出演し、現在は著作の章が審査されている.

運動系の診察と修正への献身を通して、世界有数の運動理学療法士と徒手療法理学療法士から学んだ過去の経験をブレンドしながら Performance in Motion の方法索を発達した.ロビーはこの折衷的、実用的、および効果的アプローチをリハビリテーションとパフォーマンス専門家達に共有し続けることを願っている.
イリノイ州エルムハースト(シカゴ郊外)に在住、妻の Jennifer は APTA 公認の神経科スペシャリストの理学療法士である.Sophia(3歳)と Peyton(1歳)の2人の女児を持つ.

《通訳:Maiko Morotani, PT, DPT, OCS (諸谷 万衣子)》

出身は大阪であるが、シンガポール、マレーシア、およびアメリカなど世界各国の多様な文化の中で育ってきた.同志社国際高等学校を卒業後、リベラルアーツの教育に憧れアイオワ州グリネル・カレッジへ留学.大学では12歳の頃から楽しんでいるテニスを続け、中西部地域でのランキングも獲得.グリネル・カレッジで生物学の学士号を取得した後、理学療法士を目指すためアメリカでトップランクのミズーリ州セントルイスのワシントン大学大学院へ.大学院生の頃は車いすスポーツのボランティアにも関わった.卒業時の2005年、学業を含め文化的および臨床的貢献が評価され、学部長賞を授与される.

現在に至るまで、南カリフォルニアのロング・ビーチ近郊にあるCPRx Inc. (理学療法士が開業している、外来の整形クリニック)に理学療法士として勤務.診断と治療は Shirley Sahrmann, PT, PhD, FAPTA やワシントン大学の恩師たちに影響され、主に Movement System Impairment Syndromes (運動系機能障害症候群)のアプローチを使っている.通訳の仕事をはじめて受け持ったのは19歳のとき.1999年、武庫川女子大学でペルトン教授の “The social contexts of child abuse and neglect in the United States” と題された講義を、上野加代子教授(現在徳島大学大学院、社会学教授)と共に通訳をさせていただいた.2008年、姫路獨協大学で開催された Shirley Sahrmann 教授の“運動機能障害症候群の診断と治療”の講義の通訳を行う. 2009年には Michael Miller, PT, OCS, FAAOOMPT のもとで1年間の整形徒手療法の研修に参加した.その翌年、アメリカ理学療法士協会(APTA)公認の整形臨床スペシャリストとなる.運動系機能障害症候群のアプローチを全国に広めるため、2011年の APTA’s Combined Sections Meeting (APTA主催の全国セクションの学会)で肩関節痛の症例をポスターで発表した.現在は、ワシントン大学の“運動機能障害症候群の診断とマネジメント”のクリニカル・フェローシップ(臨床を中心とした特別研究プログラム)の教師として、1年間参加している理学療法士に臨床のアドバイスと1対1の指導をクリニックで行っている.通訳に加えて、Sahrmann 教授たちが著作された “Movement System Impairment Syndromes of the Extremities, Cervical and Thoracic Spines 四肢、頸椎,胸椎の運動系機能障害症候群”のテキストを現在翻訳中.千葉メディカルセンターの先生方のアドバイスを受けながら、日本語の難しさと楽しさを経験させてもらっている.

趣味はテニスを含めいろいろなスポーツ、読書、映画鑑賞.大学では4年間、テニスとバスケットボールのチームに所属.ロサンゼルスに住みはじめて以来、泥んこレース、ロッククライミングやトライアスロンなどにも挑戦.ロング・ビーチのテニスのトーナメントで2度優勝.2009年のホノルルマラソンを64歳の父と一緒に完走する.マラソン後、長年のテニスのケガで右肩の関節唇修復の手術を受ける.患者の観点を経験できた貴重な時期であった.アスリートを含めあらゆる患者の正確で理想的な運動法を追求していき、より効果的な理学療法士と教育者として成長し続けることを願う.

概要

コース概要

運動とは、我々一人ひとりがスポーツや日常生活中に最適に機能するための主要な構成要素である.我々の身体でユニークな体系として知られる運動系は、筋系、骨格系、神経系、循環系、呼吸系、および代謝系から成り立っている.腰椎と股関節に関する運動系の機能不全は、不十分なパフォーマンスの結果や過用による損傷、そして疼痛症候群をしばしば引き起こす.Performance in Motion の使命は、リハビリテーション期間からパフォーマンス期間への全範囲にわたって、アスリートたちの運動系の機能を専門家の処方によって最適に高めることである.このコースではリハビリテーションに携わる専門家たちに、Performance in Motionの方法論と、腰椎と股関節に関する運動系の主要概念を紹介する.

参加される皆さんにはこれらの症候群を診断するための評価方法と修正方法を学んでいただきます.診断と治療(修正)方法は、基本的な運動からスポーツに特異的な運動まで全範囲にわたって指導されます.そしてこれらの特異的な運動系の機能不全を評価し診断していく過程で、それぞれの患者の具体的な要求や目標(クリニックからパフォーマンスの舞台にかけて)に合わせたリハビリテーションとパフォーマンスプログラムを発達し、より良い結果を出すことができるようになります.

内容

コースの目標

このコース修了までに、参加者は以下のことを達成できます.

1.運動系の構成要素を明らかにし、それら一つ一つが運動機能不全に関わる役割を理解する.
2.Performance in Motion の方法論を理解し、患者の機能不全がみられる運動パターンの評価と治療の重要さを理解する.
3.腰椎と股関節に関する特異的な運動系症候群を述べる.
4.腰椎と股関節に関する運動系の機能不全の評価と診断への系統的なアプローチを応用する.
5.患者さんの特異的な運動系機能不全と能力に基づいて、適切な運動の修正エクササイズを選択する.
6.患者の修正エクササイズを、基本的な運動からスポーツに特異的な運動パターンまで発展させる.

スケジュール

1日目
8:00-8:30   受付
8:30-10:00  Performance in Motion の方法論と運動系
10:00-11:00 運動系の評価、主要概念
11:00-12:00 腰椎
               • 解剖学的および運動系への考慮
               • 屈曲、伸展、および回旋症候群
12:00-13:00  お昼休み
13:00-15:00  腰椎(続き)
15:00-17:30  股関節
               • 解剖学的、および運動系への考慮
               • 生理的運動症候群
               • 関節副運動症候群

2日目
7:45‐8:00    受付
8:00-10:00   立位の検査、運動の修正、パフォーマンスの解決策
10:00-12:00  背臥位の検査、運動の修正、パフォーマンスの解決策
12:00-13:00  お昼休み
13:00-15:00  腹臥位と側臥位の検査、運動の修正、パフォーマンスの解決策
15:00-17:00  四つ這い位と座位の検査、運動の修正、パフォーマンスの解決策
17:00-17:30  まとめ、質疑応答

募集人数

36名

受講料金

35000円
(昼食代は含みません)

対象

理学療法士、作業療法士、トレーナー、柔道整復師、など医療および運動指導に従事されている方
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます

備考

※講習会は英語で行われますが、逐語通訳が入ります。
※実技のできる服装でお越しいただくか、ウエアをご持参ください。
※会場には駐車スペースの準備がございませんので、お車での来場はご遠慮ください。

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