専門家向けセミナー

産業腰痛予防ワークショップ

セミナー番号
9192
日時

2019年5月11日(土)13:00~18:45(受付開始12:30)
     5月12日(日)9:00~16:00

会場

インターリハ(株)本社セミナールーム(京浜東北線上中里駅徒歩2分)

主催

フィジオセンター

講師名

【谷口英一(こしラボ)】
北海道千歳リハビリテーション学院理学療法学科/臨床研修専攻科卒業、開西病院、さっぽろ厚別通整形外科を経て「背骨・骨盤コンディショニング こしラボ」を起業、とかち腰痛予防プロジェクト設立。
マリガンコンセプト認定セラピスト、国際マッケンジー協会認定セラピスト、作業管理士、腰痛予防労働衛生インストラクター、VDT作業労働衛生教育インストラクター


【辻村孝之(Physio)】
滋賀県の施設に勤務後、2006年から自費の健康増進施設としてフィジオを運営する。
滋賀医科大学付属病院学際的痛み治療センター 専門リハ外来に非常勤勤務、日本整形内科学研究会 理事、関西ブロック副部長


【加藤邦大(千葉メディカルセンター)】
千葉県医療技術大学校卒業、牛久愛和総合病院を経て川崎製鉄健康保険組合千葉病院に勤務(2003年 JFE健康保険組合川鉄千葉病院に、2011年 医療法人社団 誠馨会に事業継承・千葉メディカルセンターに名称変更)
運動器専門理学療法士、MSIのIntroductionコース、Upper Quarter、Lower Quarterコース、Advanced コース受講。運動器理学療法学会での発表やMSIの講習会講師、「続 運動機能障害症候群のマネジメント(医歯薬出版)」 の翻訳に携わる


【田舎中真由美(フィジオセンター)】
信州大学医療技術短期大学部卒業、熱川温泉病院、信州大学非常勤講師を経てインターリハ株式会社入職、フィジオセンター勤務
排尿障害、骨盤底機能不全に対する理学療法などについて日本理学療法士学会、日本女性骨盤底医学会、母性衛生学会、日本公衆衛生学会等で発表、講演や講師も多数行っている。


【坂元玲介(P-BASE)】
理学療法士、医療機関(病院、クリニック等)の経験8年。7年前に合同会社P-BEANSを設立し、介護事業・健康事業を経営しております。産業理学療法としては6社と提携しており、腰痛予防などを通して企業価値を高める活動を行っている。自治体の活動は愛知県名古屋市、豊田市の保健師と連携し、高齢者に対する予防講座を開催している。


【大田幸作(フィジオセンター)】
理学療法士、鍼灸マッサージ師、Neurac国際インストラクター。医療機関(病院、クリニック等)の経験20年。自治体の活動では、東京都中央区保健センターなど非常勤勤務の経験あり。理学療法士協会産業理学療法部門の腰痛予防講師育成研修会STEP1受講。

概要

このワークショップは、腰痛の評価や対象者への働きかけをより適切に行えるような知識・技術・現場の情報の共有を目的にしています。産業腰痛への現場での取り組みはまだまだ多くないのが現状です。既に産業腰痛予防に取り組んでいる方や、これから取り組みたいと考えている方向けの内容です。

腰痛の評価、分類、リスク管理、腰痛に関連する骨盤周囲の機能解剖、動作と力学的ストレスの関係などについて4名の先生方に講義をしていただきます(座学が中心ですが実技も含みます)。

また民間企業や地域自治体職員への腰痛予防対策の実際として、これまでの経験を2名の先生に様々な角度から報告していただきます。

グループワークでは、産業腰痛予防対策を実施するにあたってどのように企画をするか、何を準備するのかなどをディスカッションしてまとめていただきます。安全衛生や産業保健の特別な資格や知識がなくても、これから取り組むためのトレーニングとしてご参加いただけます。

内容

講義① 谷口英一先生
「"分類"に基づく腰痛に対する理学療法」

 セラピストが臨床で頻繁に遭遇する痛みとして腰痛が挙げられる。近年では腰痛を最もシンプルに分類した特異的腰痛と非特異的腰痛の概念はセラピストに浸透してきている。しかし、セラピストが関わる機会の多い非特異的腰痛には様々な病態や機能障害が含まれているため評価や治療に苦慮することも多い。本講演では非特異的腰痛を機能障害別(腰部関節機能障害、運動制御障害、神経障害性疼痛)に分類するための評価法や治療戦略をレクチャーする。さらに今回は、一般的に行われる臥位での評価・治療だけではなく、産業腰痛の現場でも活用しやすい座位や立位でも簡単に行える評価・治療方法やセルフエクササイズも紹介する。


講義② 辻村孝之 先生
「慢性腰痛への対応とリスク管理」

 慢性腰痛は、一つの方法で解決できるような単純な問題ではなく、生物心理社会モデルによる身体機能、情動的側面、生活習慣などへの多角的かつ統合的なアプローチが必要だといわれている。長期間にわたり慢性痛を抱えている患者は、自己効力感が低く、不安や抑うつ、破局的思考などを伴うことも多い。理学療法士による問診、、発痛源の評価(触診、動作分析、中枢感作、抹消感作など)、リスク管理などについて経験を踏まえて提案する。


講義③ 加藤邦大先生
「産業腰痛予防に取り組むために理学療法士として出来ること
    -腰痛に対するマネジメントの考え方-」

 産業保健分野において「健康経営」と「両立支援」が求められる中、勤労者の健康問題として腰痛は大きな割合を占めている。これらの腰痛は受傷機転がはっきりせず、就業中の持続姿勢や反復動作が誘因となって生じていることが多い。今回のワークショップでは、MSIコンセプトを紹介しながら、なぜ就業中の持続姿勢や反復動作が症状を引き起こすのか? また腰痛をどう評価し、どうマネジメントしていくか?について自身の取り組みを提示しながら皆さんと考えてみたい。


講義④ 田舎中真由美 先生
「骨盤底筋群の過緊張と腰痛」

 骨盤底筋群機能不全は"女性に多く、弱化しているため筋力強化が必要"という印象が強い方が多いかもしれません。この筋は男女ともにあり、過緊張してしまうことによって、股関節の可動性を低下させ、腰痛を引き起こす原因にもなります。今回は骨盤底筋群の機能解剖を確認するとともに、運動器評価として重要な骨盤底筋群の筋機能評価を行います。また男女の症例を通して、実際にどのようなセルフケアを指導しているのか、日常生活での工夫についてもお伝えします。


活動報告① 坂元玲介 先生
「企業・自治体・健保組合からの仕事を通じて理学療法士ができること」
企業さんに対する個別指導、健康サポートチーム形成、メンタルサポートの取り組みについての事例紹介をさせていただきます。また、現在は愛知県社会保険協会の講師もさせていただいておりますので、導入方法や継続のコツなどをお伝えさせていただきます。今回は5年間関わらせて頂いている企業さんを主に報告させていただき、社員さんから見た企業価値を高めるための施策や役員さんと社員さんとのパイプ役をどう実施しているのかなどを報告させていただきます。


活動報告② 大田幸作 先生 
「自治体職員に対する腰痛予防の取り組み」

 自治体職員に対する腰痛教室、および個別指導の取り組みについて、開始からこれまでの経過と内容をまとめて紹介します。具体的には、取り組みのきっかけとなった経緯、実際に開始するまでの手続から腰痛教室開催時の様子、現場で抱える問題点の抽出、そして5年間にわたる取り組みの中での効果と改善点など多岐にわたって説明します。特に私たち腰痛予防を提供する側と提供される職員側との取り組みに対する考え方や理解度の違いをどう埋めていくかなどもクローズアップ致します。

スケジュール

5月11日(土)講義①、②、活動報告①、ワークショップ

5月12日(日)講義③、④、活動報告②、ワークショップ、グループ発表

募集人数

40名

受講料金

16000円(消費税別)

対象

産業腰痛予防に取り組んでいる、または取り組もうとしている理学療法士

※ ※ 必須 ※ ※

受講理由の欄に、①現在どのように取り組みをされているか、②今度どのように関わっていきたいかを具体的にご記載ください。選考やグループ分けの参考にさせていただきます。 

備考

昼食や宿泊はご自身でご準備ください。会場内は飲食が可能です。
ウエア、シューズは必要ありません。座位または立位でできる実技を含むので、軽装でご参加ください。

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